横断幕の作成も大切ですが、本当に大切なのは、横断幕に入れるスローガンです。
どこかの有名なスローガンをマネるのではなく、参加する人、応援する人が元気で前向きになれるようなオリジナルのスローガンを作らなければなりません。
そこで今回は、横断幕の主役とも言えるスローガンの考え方や作り方についてお話ししていきたいと思います。
スローガンとは
もうご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、今回の大切なテーマですのでここで改めてご説明したいと思います。
スローガンとは、企業、ブランド、サークル、スポーツチーム、運動会等、それぞれの団体が伝えたいテーマや主義主張をわかりやすく表現したものです。
企業CMの最初や最後の締めくくりに、スローガンを耳にすることも多いですよね。
プロ野球でも毎年スローガンが発表され、話題になっています。
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短い言葉の中にみんなの想いがたくさん詰まった言葉が理想のスローガンです。
短いフレーズですから、思っていたよりも難しいかもしれませんが、みなさん一人ひとりの想いを出し合ってスローガンを考えてみてください。
今回は、そのスローガンの作り方のコツをご紹介いたします。
みんながわかりやすく、そして親しみやすく、そして応援したくなるようなステキなオリジナルのスローガンを作りましょう。
スローガンを決める手順
それでは、スローガンを決める手順をご紹介していきたいと思います。
テーマを決める
テーマを決めます。
運動会なら、どんな運動会にしたいのか?
スポーツチームなら、どんな試合をしてほしいのか?
その中で望むゴールがあると思います。
それをどんどん出し合ってその中からテーマを決めましょう。
例えば、『勝利』『絆』『喜び』『団結』『仲間』『結束』『ネバーギブアップ』など、大切にしているテーマを一つ見つけます。
キーワードを選ぶ
テーマが決まったら、そのテーマからイメージできるキーワードをどんどん書き出していきます。
テーマをもとにして書き出したキーワードがスローガンのフレーズになりますので、イメージをふくらませて書き出しましょう。
キーワードを書き出す時のコツはポジティブな言葉を選ぶことです。
キーワードを繋げる
テーマをもとにして書き出したキーワードをつなげて、世界に一つだけのオリジナルスローガンを作りましょう。
スローガンはリズミカルなフレーズにするのがコツです。
リズミカルなスローガンにすると覚えてもらいやすくなるメリットがあります。
リズミカルと言われても難しい……
と感じたら、俳句の5・7・5で考えてみるとスローガンにリズムが生まれやすいので参考にしてみてください。
その他のキーワードをつなげるコツは、
・『行け!』『進め!』『勝ち取れ!』などの命令形で前向きな言葉をつかう
・倒置法を使ってインパクトのあるフレーズにする
・『風林火山』『電光石火』『勇猛果敢』など、魂が奮い立つような四文字熟語を使う
これらを参考にスローガンを考えてみてください。
流行語を入れる 等
みんなが知っている流行語を入れたり、もじったりしてスローガンに入れてみるのもおすすめです。
NGな言葉(ネガティブな表現など)
言うまでも無いと思いますが、スローガンはポジティブな気持ちを表現した言葉です。
失敗を許さないような表現、そして相手チームをおとしめるようなネガティブな表現になっていないか注意しましょう。
横断幕にかかげられたスローガンを見て、誰もが明るい気持ちになれるようなものを作ることが大切です。
以上で横断幕に使いたいオリジナルのスローガンの考え方、作り方を終わりたいと思います。
ぜひ参加する人、応援する人が奮い立ち、元気になるようなステキなスローガンを作ってくださいね。